Quantcast
Channel: 施術と動きのからだ道場
Viewing all 154 articles
Browse latest View live

【満席になりました】1月のフランクリンメソッドワークショップ

$
0
0

こんにちは。感じてわかる体とこころのしくみ講座の稲田です。

1/22(水)開催の体感解剖学(フランクリンメソッド)ワークショップ『骨盤を知ろう!』は定員オーバーのため受付を終了しました。

会場の部屋は、関西間という畳のサイズで今の一般的なサイズよりかなり大きいので、6畳でも8畳分くらいあります。

そうは言っても、古い京町屋の部屋を開放してつかっているので、入れる人数には限界があるんですよね。

特に今回はフランクリンボールを用いた骨盤底のエクササイズも行いますので、結構かつかつかも。(^▽^;)

参加を検討されていた方には申し訳ありませんが、今後もワークショップは毎月1回開催します。

ぜひ、いつかお会いできるのを楽しみにしています。(^-^)/

尚、エリック・フランクリンの著書、『ペルビックパワー 骨盤力』も参考になりますよ。


骨盤力 フランクリンメソッド

お読みいただきありがとうございました。


PR: auスマートバリューで毎月おトク!

自分の足元に学びがあったりします

$
0
0

こんにちは。感じてわかる体とこころのしくみ講座の稲田です。

今週末の日曜日は、感じてわかる体のしくみ講座―腰痛に関する体表解剖学を開催します。

年明けより、資料づくりに取り組み、昨日ようやく17ページの資料が完成しました。

骨指標や筋の触察手順だけでなく、臨床的にみた重要ポイントや筋の機能、簡単な検査法などと、あちこちの解剖学書から引っぱってきた図をまとめてみました。

いや~、これ勉強になりますよ。(^_^)v

何がって、こうやってまとめている自分自身が一番勉強になるんです。

「あー、これってこういうことだったなぁ」とか、

「あれ、こんなところにすき間があったんだー」とか、

いろんな発見があって楽しかったです。(^-^)/

みなさんも、一度自分が学んできたこと、現在学んでいることを棚卸してまとめてみるといいよ。

案外新しい発見って、自分の足元にあったりするものですから。(*^▽^*)



お読みいただきありがとうございました。

【受講後の感想】あとは家に帰って復習あるのみです!

$
0
0

こんにちは。感じてわかる体とこころのしくみ講座の稲田です。

先日の日曜日は感じてわかる体のしくみ講座(腰痛に関する体表解剖学)を開催しました。

遠くは山口県からも参加していただき、休憩もそこそこに、みなさん熱心に実技の触察を学ばれましたよ。

今回の参加者は、セラピストさんが来られるかなと思ってましたが、案外に運動指導者さんばかりでした。


本来、運動指導の場合、クライアントさんの体に触れてはいけないと言われているそうですね。

けれども、実際のところ、パーソナルのセッションでは体に触れないとできないこともあります。

ましてや、クライアントさんが腰痛などの痛みの疾患を持っている場合や、手術後のケアなどの場合、触れなければどうしていいかわからないケースもあるようです。

ですので、運動指導者が、しっかりと体の骨や筋をイメージして触れるということは、「施術をする」という以外にも大事なスキルだと思います。

みなさん、現場で一番困っていることは、

・クライアントの体の状態を正しく評価できないこと

・痛みを抱えるクライアントにどう対処したらいいかわからないこと

・ヨガをしていて怪我をしてしまう人が多いことにどう対処すればいいかわからない

などの悩みで、それがまた、講座に参加して学びたいという動機でもあるんですね。

ほんと、みなさん向上心が高く、何よりクライアントさんの役に立ちたいという想いが強い方ばっかりです。

すばらしいですね。(^O^)

講座を受けてみた感想をいただいたのでちょっと紹介しましょう。

触診と絵(視覚)等、色々な角度から実践させてもらってよく理解できました。
家に帰って復習あるのみです。
パーソナルの時により正しく早く触りたい所の目安にもっていけるかな?・・・練習します。
今日学んだことを、実践のエクササイズとどう結びつけるかというテーマの講座をやってほしいです。

Sさん 健康運動指導士


しっかりさわることで、よりイメージがわきました。
知らなかった骨もさわれるようになりました。
ていねいにしっかり指導してもらえるのでおすすめです。
次は上半身や肩まわり、膝まわりもやってほしいです。

Mさん ヨガインストラクター


骨の触診と筋肉の触診が実施できて、とても勉強になりました。
やはり触りなれていないので、正しく触れているか私にとっては難しかったですが、コア部分の筋肉の触診が分かり易く学べました。
腰痛の原因で多い腰背の筋と腸腰筋がどこにあるか分かってよかったです。
自分の腸腰筋の硬さもよく分かりました・・・。
腰痛の原因となる筋肉がどのような引き金で、痛みを引き起こすのかまでつっこんで知りたいです。

Hさん ピラティスインストラクター


みなさん、すでに次の課題まで見つけてすごいですね。

触察スキルの向上は、講座の中でも伝えましたが、

精確な解剖学的知識の蓄積(脳の中のイメージ)と体験(訓練)の量的な蓄積がキモになります。

これは、頭の中のシュミレーションだけでは決して上達しません。

明確なイメージをもって、触ってさわってさわりまくるのみです。

あっ、もちろん触るときには相手の同意を得てくださいね。

同意なしに触ると、時と場合によっては捕まりますから。(・ω・)/

 なぁ、このへんかぁ?
 あんたの脊柱起立筋このへんかぁ?



お読みいただきありがとうございました。

骨盤底を視覚化できると効果的ですよ

$
0
0

こんにちは。感じてわかる体とこころのしくみ講座の稲田です。

骨盤底を鍛えるエクササイズってよく耳にしますね。

特に女性にとって、産後の骨盤のコンディションを整えたり、尿漏れ・失禁などの改善予防にも注目されるところです。

実は、それ以外にも呼吸で大切な横隔膜の拮抗筋として働き、呼吸の調整の補助をしますね。

また、体の各部分が協調して働けるよう、動きのきっかけを作ったり、姿勢やバランスの維持のためにも働いています。

腰や背中に問題を抱えているなら、骨盤底の機能異常があるのかも知れません。

体の軸、中心感覚、重力に対応し、グラウンディング感を感じるためにも、骨盤底は重要ですね。

進化の側面から見れば、骨盤底はヒトが直立になることで形成されました。

四足動物なら、胸とお腹が体の底になりますよね。

四足動物の脊柱は、凸のアーチになっていて、内臓はこのアーチにぶら下げられています。

ヒトの場合は、それが90度向きを変えたため、内臓の重さが腹壁ではなく骨盤にかかるようになったんですね。

それでは、中身が底を抜けそうになるので、後ろに伸びていた尻尾が内側を向き、短くなって底を閉じるような形になりました。

そして、尻尾を動かしていた筋肉も強くなり、結合組織が分厚く強化されたんですね。

具体的に骨盤底を底から見てみると、たくさんの筋肉が重なりあって形づくられていますね。


たとえば、坐骨海綿体筋・深会陰横筋・恥骨腸骨筋とか。

こんなの全部の名前を覚える必要ないし、覚えてもそれぞれを個別に認識できないし、ましてや筋別に触ることもできませんよね。

逆に触ったら、捕まります。(・ω・)/ ←どアホ

ここはひとつ、イメージを使いましょう。

大きく2つの筋肉群があるとイメージするんです。

ひとつは、扇(おうぎ)を開いたイメージ

もうひとつは、三角形のイメージです。

扇からみてみましょう。


この筋はもともとは尻尾の筋肉で、結合組織とあわせて、「骨盤隔膜」と呼ばれます。

扇の軸が尾骨に当たり、そこから梨状筋までの範囲を開いたり閉じたりするイメージです。

尾骨筋や肛門挙筋がこれに当たりますね。


今度は三角形を探してみましょう。

前方の恥骨と坐骨に囲まれた部分がちょうどハンガーのような形をしていませんか?

この部位の筋と結合組織を「尿生殖隔膜」と呼びます。



これら2つの筋群をイメージし、明確に視覚化できると、より効果的な骨盤底エクササイズができるようになります。

エクササイズに関してはまた次の機会に書きますね。

骨盤底の筋肉についてもっと詳しく知りたい、イメジェリーの使い方を学びたい方はこちらの本を参考にするといいですよ。

それではまた!

  おたく、最近尿漏れどうどす?
  骨盤底きたえたらよろしおすえ~



お読みいただきありがとうございました。

【質問】呼吸のとき横隔膜と骨盤底の間にある内臓はどうなるの?

$
0
0

こんにちは。感じてわかる体とこころのしくみ講座の稲田です。

先週の感じてわかる体のしくみ講座『骨盤を知ろう!』では、骨盤のベーシックなデザインと機能を実際の体を通して理解を深めていただきました。

その中で、骨盤底筋と横隔膜は、呼吸の際に拮抗筋、つまりチームで働く筋として紹介しました。

骨盤底筋と横隔膜を手でモデリングして、動きを体現してもらうことを、さくっとやったんですが、受講生からメールで質問がきてしまいました。(ノ゚ο゚)ノ

せっかくなので、この記事でシェアしたいと思います。

質問
横隔膜と骨盤底の関係がはっきりしません。
横隔膜が下がると骨盤底は伸びて広がるんでしょうか。
そうなると横隔膜と骨盤底の間にある内蔵はどうなるの???
腹式呼吸、逆腹式呼吸では内蔵は違ってくるんでしょうか?
腹圧も変わる気がするんですが。。。
この関係をもっと知りたいです。

なるほど、横隔膜と骨盤底で挟まれた内臓はどうなるんでしょうね~。

腹圧も変わるし、潰れちゃうんでしょうか。

そんなわけないですね。

腹部にある内臓は、呼吸の際に程よくマッサージされるので、気持ちよ~くなるんですよね。(*^▽^*)

実際、血液やリンパの循環を促進したり、腸のぜん動運動の助けになったり、自律神経系の調整になったりしてるんですね。

骨盤底は、横隔膜、腹横筋、腸腰筋と共に、体幹部の大きな器(いわゆるコア)を形作っています。

コアマッスルを腸腰筋じゃなくて、多裂筋と考える人もいますが、背骨の中心に最も近い大腰筋を含めた腸腰筋と考えます。

この体幹部の大きな器の筋の底にあって、上向きのお椀のような形なっているのが骨盤底筋です。


上方で、屋根に当たるのが横隔膜で、お椀を逆さにしたような形になっています。

息を吸うとき、横隔膜の筋繊維が収縮して下にさがり、内臓を押し下げます。

そうすると、内臓は腹筋で囲まれた前方と、骨盤底のある下方にも押され、骨盤底はこの力に対し伸びて広がることで対応します。

息を吐くときは、骨盤底と腹筋が収縮し、内臓がまた上へと押し上げられますね。

このように骨盤底と横隔膜は協同して、呼吸のしくみの大切な役目を担ってるわけです。


ワークショップでやったのは、両手で骨盤底と横隔膜をモデルに視覚化することで、お腹の中で何が起こっているのか、その機能を体現しやすくなるというワークでした。

呼吸に関しては、さらにいろんなしくみが関わっているので、またひとつのテーマにしてやっていきますね。

Uさん、こんな感じでわかったでしょうか?(^-^)/


お読みいただきありがとうございました。

ワークショップ『骨盤を知る!』の感想をいただいています^^

$
0
0

こんにちは。感じてわかる体とこころのしくみ講座の稲田です。

先週のワークショップの模様をアップしときまーす。

今回初めて、ご参加くださった方、昨年から続けて受講してくださっている方、プロのインストラクターから初心者まで集まってくださいました。

その分、教える方としては、微妙に難しいとこなんですよね。

できれば何回か受講されている方には、もう少しアドバンス的なトピックもいれたいんですが、そうすると初学者にとってはついて来れなかったり。

なので、思い切ってベーシックな骨盤とデザインと機能の体現を目標にすることにしました。


骨盤底をイメージして行うエクササイズや、骨盤のボーンリズムをダンス風に行うボーンリズミクスも取り入れ、楽しく体感していただけたと思います。


骨盤の動きの見本をデモしてもらいましたが、さすがベリーダンサー、もうくねくね動かせますね。

実は彼女も、フランクリンメソッドのエヂュケーターなんですよ。(^ε^)♪

さて、受講していただいたみなさんから感想をいただきましたので、一部ご紹介しますね。

今回の「骨盤」は、とってもとっても分かりやすかったです。
前回は、私もボーンリズムを知らなかったので、理解しにくかったと思います。
今回は、関連した部位の連動する動作を同時に体感できました。

膝を曲げた屈伸運動での、仙骨・寛骨・大腿骨と背骨の連動する動きが理解しやすくなりました。

この動きは体操(私事ですが)の型にもあり、骨盤の使い方によって違う動きになり自分でも分かりにくかったのです。
“背骨の弯曲が強まり、太ももが外旋し、仙骨がうなずき運動する”これを体感する事で自然な動きで屈伸ができる、
大収穫でした。

次回も日常の動作と重ねる事が出来そうです。
楽しみにしています。

Yさん 体操実践者


みなさんが言ってらしたように、骨盤ってなんとなく大事なところなので学びたい、知りたいって思っていました。

おわん型ってわかっていたけど、そのフォルムのすごい所、人間だけがもつというその形の必然性って神秘的に思えました。
何ともいえないわん曲のかわいらしさがたまりませんね、骨盤。

骨盤を動かしつつ、大腿骨のことをつなげてイメージしたり、骨盤でも仙骨や恥骨のことを考えつつ動いていると、体全体が柔らかくなっていたのにはびっくりしました。

とりあえず、全体的に受けてみたいです。

Eさん ダンサー・ジムトレーナー


いや~、みなさんすごい体感力ですねー。

Yさんは、「骨盤」は2回目の受講でしたが、連動の動きを体感できるようになられました。

Eさんは初めてにもかかわらず、イメジェリーの使い方がすごく上手なんですね。

骨盤のフォルムにずいぶんご執心みたいでしたが。(*^o^*)

次回のワークショップは「骨盤パート2」ということで、歩行への導入がどのようなしくみで行われているかを中心に探求していきます。

最初に前回の復習の時間も取りますので、初めての参加でも大丈夫ですよ。

お読みいただきありがとうございました。


『REAL BONES』骨格ってこんなに美しいんだね(*^o^*)

$
0
0
こんにちは。感じてわかる体とこころのしくみ講座の稲田です。

私たちヒトは哺乳類に分類されますが、体の中心軸に脊椎をもつ魚類、両生類、爬虫類、鳥類とともに脊椎動物にカテゴリーに分けられます。

背骨をはじめとした骨格は、内臓を外部からの衝撃から守り、筋肉の付着する足場となり、体を動かすための支持装置として重要な役目がありますね。

骨の形をや骨格の構成を観察することで、その動物がどのようなライフスタイルをもっているかを読み取ることもできます。

もちろん、進化の系統の類縁性や、環境に適応するためにどのような能力を特化させていったかなども骨をみると如実に記されていたりするんです。

動物の骨格は、生きていくための能力を形として凝縮させたものであり、自然淘汰が生み出した精巧なしくみと、機能美をかねそなえた究極の装置であるといえるのだ。

これは、昨年11月に出版された『REAL BONES 骨格と機能美』の序文の最後に書かれてある文章です。

さまざまな種類の脊椎動物の骨格標本を、写真家の湯沢栄治氏がアートとして、骨の機能美を最高に引き出しています。

ページをめくるたびに、いろんなイメージが湧いてすごく楽しいんですよね。(^ε^)♪

とかく僕らは、体のしくみを学ぶという前提として、人間の体を想定しますよね。

まぁ、あたりまえなんですが。(-^□^-)

たとえば、ヒトの脊柱はS字に弯曲していますが、クロサイサバンナシマウマの胸腰椎はほぼ真っ直ぐです。

同じ四足動物でも、アメリカバイソンの胸腰椎はやや上向きに凸湾し、棘突起が異様に長いです。

ほんとに、めちゃめちゃ長いんですよー。\(゜□゜)/

オオアリクイの首の骨格、人間だったら、ストレートネックと言われて、首の痛みや姿勢の悪さの原因にされますが、これでも自然に生きてるんですよね。

「なんじゃこれーっ」ていうような骨格形態をもつ、さまざまな動物の骨格をみていると、人間の骨格しか知らずに動きのすべてをわかったように思うのは傲慢なのかも知れませんね。

そうそう、この本の中で、僕の好きなフンボルトペンギンの標本が出てるんですが、大発見がありました。

以前、ペンギンのお腹に触ったときに、思ったよりもすごく硬かったんです。

これは、水をはじくために羽毛の表面が硬いんだと思っていました。

違うんですよ。

なんと、お腹側に甲羅のような骨格があるんですよね。(ノ゚ο゚)ノ

まさに、戦国時代の武将の鎧のような感じです。

なるほど、それであんなに硬く感じたのか~。

というように、結構驚きと感動満載で、楽しめる写真集ですよ。(^O^)/

REAL BONES 骨格と機能美

  わてが、フンボルトちゃんでおま。
  ななめでごめんね。


お読みいただきありがとうございました。

PR: DYNAMITE 6 CAMPAIGN

目標は意識しなくとも自然と正しい本来の動きができることね

$
0
0

こんにちは。感じてわかる体とこころのしくみ講座の稲田です。

感じてわかる体のしくみ講座のワークショップでは、ボーンリズムやイメジェリーを使って体の動くしくみを実際に体現してもらうことを重視しています。

たとえば、歩行をより良くするために左右の寛骨を車輪に見立てたイメジェリーを使うことがあります。

右足を前に振り出すと、右側の寛骨の車輪が後ろにスピンするんですね。

この時、左側の寛骨の車輪は相対的に前にスピンします。

この動きを交互にイメージして歩くと、腹斜筋が活性化し、脚の運びが軽やかになります。

また、背骨のボーンリズムに着目すると、右足を前に振り出すと、背骨は右に回旋します。

左足を前に振り出すと、背骨は左に回旋するんですね。

これを、頭の中でイメージしてもいいし、手を使ってモデリングしながら行ってもいいですね。

その他にも、歩行で使えるイジェリーはたくさんあるんですよ。

重力で前に倒れる、足の内反、恥骨の回転、仙骨のスパイラル、背骨の側屈と頸椎の反対側屈、ベネツィアのゴンドラ舟を漕ぐイメジェリー、腹筋のスライド、大腰筋で歩くなどなど。

これらをイメージしながら歩くと、歩行の姿勢が良くなり、歩幅が伸び、軸がすっと伸びた動きを作ることができるんですね。

僕は、普段散歩するときでも、何かのイメジェリーを使って歩くことが習慣になっていますが、普段の動きの際に、常に何かのイメジェリーを使って動きを作らないといけないわけではありません。

一度は体の体現を通して、変化した動きの経験を脳にインプットするわけですが、何度か練習するうちに脳が新しい経験を記憶するようになります。

これが脳のプログラムの書き換え、癖の修正となるわけです。

スポーツなどの競技中などでは、いちいち歩いたり走ったりする動作をイメージしながら動いているわけではありませんよね。

逆に心を一か所に留め置くようなことは、まわりが見えなくなるわけですからパフォーマンスの低下になります。

ですので、一旦イメジェリーを使って意識化し、脳に記憶させて習慣化できたら、イメジェリーにとらわれないで「忘れる」ことが大切です。

いちいち意識しなくても、自然と正しい本来の動きができること。

本来あるべき動きに統合されること、これが体の動きを学ぶことの目標ですね。

実際やってみるとわかりますが、たとえば普段ボールを投げる動作をまずやってみます。

ダイナミック・イメジェリーを使って、正しい動きのしくみに沿った動作をやってみます。

もう一度、いつもやっている投げる動作をやってみます。

そうすると、たいていの方は高い確率で変化を感じるはずです。

このような変化への道しるべが、ボーンリズムだったり、イメジェリーの活用と理解してくださいね。

とは言いつつも、イメジェリーを使って遊ぶのは楽しいですよ。

今日は、階段を昇るときに、お尻にゴジラのような尻尾があるとイメージして引きずりながら昇ってみました。


ちょっと昇りにくかったですね。(^▽^;)

感じてわかる体のしくみ無料メール講座では、寛骨が車輪でスピンするイメジェリーを動画でも解説しています。



お読みいただきありがとうございました。

勉強のしかたが分からずそれが合っているのかどうかもわからないんです

$
0
0

こんにちは。感じてわかる体とこころのしくみ講座、講師の稲田です。

メールにてヨガのインストラクターの方からご相談をいただきました。

スタジオでヨガのクラスを持ち、セラピストとして施術も行われています。


実際、この方の取得している資格や認定をみると、すごい数のセミナーや講習会に参加されています。

アシュタンガヨガ 陰ヨガ 骨盤調整 解剖学  タイ古式マッサージ フットマッサージその他にも多数のワークショップなどなど

現在もヨガインストラクターを養成する資格講座で学ばれているそうです。

そんなに向上心があり、お金と時間と労力をつぎ込んで学び続けている彼女のお悩みとは何なのでしょうか?


以下はいただいたメールの一部です。

昨日、尺骨神経痛の方、肩の腱板損傷の方がクラスにきてくださいました。

的確にアドバイスできない自分が悔しいです。
少しでも回復していただけるような、指導がしたいです。
そして、ヨガを通じて治していっていただきたいです。

そのために、今どのような方向に進んでいったらいいか悩んでいます。・・・

数々の講師をされている人たちの経歴を見ると、理学療法師、鍼灸師、など色々ありました。

なので、私も鍼灸師の学校にいこうかとも思いました。
でも、鍼灸学校の解剖学は国家資格をとるための解剖学だという方もおられます。

人に鍼をうてるのはすごいと思い興味があります。
しかし、運動学などはほとんど学べないような気がし ます。
費用と時間もかかります。

それだけのリスクを背負ってまでもいく価値はあるのかと悩んでいます。
「卒業しても時間とお金を無駄にした」 というようにはなりたくありません。

ネットでいろいろ検索してるつもりです。・・・
うーん…。どうなんだろう??って頭を悩ませます。

そこで、先生のblogを拝見しました。

あれやこれやとワークショップへの参加等を重ねても、幹がないようにも思えます。 
将来、私が指導者の立場になっていけるのかどうか不安です。

ただの受ける側だけに留まりそうで…。
・・・どのような道に進んでいったらいいか、アドバイスしていただけると嬉しいです。

僕は基本的にこうしなさいとか、これはダメとかいうアドバイスはあまりしないほうです。

なぜなら、答えはもうすでに彼女の中にあるからです。

この方のやりたいことははっきりしていますよね。

ヨガを通じてみんなを元気にしたい!
そのために必要な知識を身につけたい!
自信をもって指導できるようになりたい!
インストラクターの養成や医療的なアプローチもできるようになりたい!

もっと自信をもって指導できるように、体のしくみを学ぶことと、医学的な知識を学び、経験を積みたいと考えておられるんですね。

ただ、なりたい未来の理想の自分をイメージして、そのために今何をすべきかはわかっているけど、その確信がもてなくて迷われているんです。

何度かメールのやりとりをする中で、少しづつ混乱していた思考が整理されていったようです。


僕からは次のような返信をしました。

方向とゴールはもうすでに決めているんじゃないですか。

今のお悩みは、どうしたら早くそのゴールへたどり着けるかで試行錯誤しているんですよね。

今まで学んできたものをもう1度棚卸してみましょう。
自分はこれでやっていく、っていう軸となるものを見つけてください。

何でも屋は結局、すべて中途半端で浅いですよね。
これって決めたものを深堀するほうが、結局はいろんなことにつながってもいくし、他の人にまねできない域にまで行けるのだと思います。

〇〇さんの行動の源泉は「不安」や「自信のなさ」からですよね。
「まだ足りない、もっと多くのことを学んで身につけないとダメだ」って。

じゃあ、どこまで学べば自分にオーケーが出せるのでしょう?
当然、学ぶことは一生続いていきます。

学んだことをアウトプットしていくというのも、より深い学びの方法です。

今まで学んできたものの中で、これが大好きとか、これなら情熱をそそげるといったものから、深めていかれればどうでしょう?

鍼灸学校へ行くことで得られることに確信が持てないのなら、また、期待どうりじゃなかったとしても後悔しないって思えないなら、そこへの「投資」は今は止めておいた方がいいかもね。

鍼灸学校へ行くかどうかは、「どうしても行きたい、鍼灸師になりたいねん!」って気持ちになってからでも遅くはないと思いますよ。

これ以上足し算を重ねて迷路に入るより、引き算の発想でスリム化したほうが見えてくるものもありますしね。

その上で手に入る情報の取捨選択を、正しく判断できるようになるといいですね。

これは、僕自身も常に意識しイメージしていることなんですが、

現在の立ち位置をしっかりと認識して、過去にどんなことを考えどんな経験をしてきたかを掘り起し、どんな未来を作りたいのかという夢を、一本の太い線でまっすぐに繋げられれば、ぶれない自分軸ができるんじゃないかな。

「セレンディピティ」っていう言葉があります。

これは、ふとした偶然をきっかけにひらめきを得、幸運をつかみ取る能力のことです。

一度やろうと決断したのなら、行動し続けること。

もしかすると、その先に思いがけない幸運の扉が開くかも知れませんよ。

最後に、『The DNA of Success』の著者 ジャック・M・ズフェルトの言葉を贈りましょう。


期せずして、思いがけないことが起こる場合がある。
私はそれを『セレンディピティの祝福』と呼んでいる。

例えば、Aの扉を懸命に押し開けようとしていたら、
何者かの手でBの扉が開かれる。

Bの扉の先には、Aの扉を開けて得ようとしていたものより
はるかに素敵なものが見える。

だが、もしもAの扉の前に来ていなかったならば、
隣にあるBの扉が開くことはなかっただろう。




お読みいただきありがとうございました。

イメージを使えば柔軟になることも可能なのだ

$
0
0

こんにちは。感じてわかる体とこころのしくみ講座の稲田です。

日々、痛みを抱えた方々の治療にあたっていると、よくもまあここまでガチガチの体になれるなーという患者さんに出会います。

背骨のしなりがほとんどない、骨盤の弾力性も感じられない。

そりゃ痛みもでるわな~、しびれもするわな~。

だって体が悲鳴を上げてるんですからね。

挙句の果てに、病院へいけば「腰椎の4番目と5番目がくっついてます」とか「脊柱管が狭窄しているので歩けなくなるようなら手術ですね」とか言われるんですよ。

本当は体はどうなりたいんでしょうか?

どうなっていけば体は喜びそうでしょうか?

一度、ゆっくりと体の声に耳を傾けて、体の感覚にフォーカスをして、親しい友人に話しかけるように対話してみるのもいいですよ。

心理療法のひとつに、イメージワークというものがあります。

イメージは僕らの無意識の深い部分に作用し、その人の心の奥からのメッセージが潜んでいるといわれていますね。

イメージ療法によるがんの治癒例もあるくらいです。

患者さんの抱えている問題を外在化させて、本人自身から切り離すことで、心の奥底にあるメッセージに気づかせ、その解決方法や実現方法を見つけるのに役に立ちます。

これとは別に、体自体をイメジェリーを用いて変化させるという方法がフランクリンメソッドの比喩的(メタファー)イメジェリーです。

多くの腰痛患者さんの、体に対するセルフイメージは、明確に意識されていないけどなんとなく硬い物体だったり硬く閉じたからだのイメージです。

逆に、健康でいきいきと生活されている方の体のセルフイメージは、なんとなく柔軟で開いたイメージじゃないでしょうか。

この自分自身の体のセルフイメージを変えることができれば、ガチガチの体に風穴をあけることも可能です。

ただし、これは外からだけの働きかけだけでは難しいですね。

もちろん、ある程度動かせるだけの筋肉や関節の状態にリセットするコンディショニングは必要です。

でも最後はご自身の脳神経系統のプログラムの書き換え、つまり新たな柔軟で開いたセルフイメージに上書きするエクササイズが必要です。

ここが一番重要であり、一番難しいところでもあるんですよね。

一般の方が、楽しみながら、ご自分の体と向きあい、気づき、自分の力でセルフケアができるスキルを身につけていただく最良のやり方は何か?

いろいろと模索中です。(*^▽^*)

ところで、ブルース・リーの『死亡遊戯』という映画をご存じですか?

昨夜久しぶりにDVDで最後のクライマックスシーンを観てたんです。

    
  ひょ~~         


そのクライマックスのアクションシーンで、棒術とヌンチャクの使い手役(ダン・イノサント)と闘う場面があるんですよ。

相手は鉄製の棍棒を両手に持ち、ブルースは細い竹の枝のようなものだけ。

その時の会話がとても示唆的で、ブルースリーの哲学というか映画の底流にながれるテーマが表現されているんですよ。

それは『柔軟性』ということ

リー:いいかいベイビー?
   この竹は君の棒より長い
   その上柔軟性があり
   いきいきとした動きをする
   君の大げさで派手な動きじゃ
   このスピードについて来れないね
   つまり君は不利な立場にあるってことさ

ダン:そうかな
   やってみればわかるさ

(ピシピシッ ダンの額に鞭打たれたような傷)

リー:ほらね
 
   大切なのはどんな状況にも対応できる“柔軟性”だ
   この竹は剣(つるぎ)にも化ける
   Do You Understand?(わかったかい?)

いや~今観てもやっぱかっくいいっすね~。(≧▽≦)

ちなみにブルース・リー先生は僕の中高生時代の師匠です。(^O^)/


お読みいただきありがとうございました。

できないことができるようになるための4ステップとは?

$
0
0

こんにちは。感じてわかる体とこころのしくみ講座の稲田です。

自分のからだと向きあう時間のひとつとして、和太鼓の稽古をしています。(^ε^)♪

月に2回教室に通って指導してもらっているんですが、自分で気づいていない動きの癖って結構あるんですよね。

特に音楽系の場合は、リズムの拍のとり方が大事なんですが、曲によっては機械的に正しくリズムを刻むだけではのっぺりするんです。

そこで、左手の打ち方を意識的に強調したり、流れるように刻んだり、少しためをつくったり、強弱をつけたりして表現するんですね。

先生の模範を聞いて、振りを見て、まねをするんですが、それだけでは同じような音が出せません。

出来ていると思っていて、自分では気づいていない所があって、指摘してもらい、初めて意識化できるもんですね。


できないことができるようになるステップとして、【学習の4段階】というのがあります。

①無知の無能→②意識の無能→③意識の有能→④無意識の有能、ってやつですね。

つまり、

①できていないことに気づいていない。(だからできない)        

②できていないことに気づく。(知っているだけでできない)

③意識すると出来るようになる。(正しい方法を意識すればできる)

④意識しなくても出来るようになる。(考えなくても自然にできる)

この積み重ねが稽古の醍醐味であり、上達への唯一の道ですね。

僕のやっている「感じてわかる体のしくみ講座」では、体のしくみを理解し覚えてもらうと共に、体感を通して実際にイメージしたように動ける体になることを目指しています。

日常生活の立ち座り、歩くなどの動作にしても、まずどのようなしくみで起こっているかを知ることから始まります。

でも、知るだけでは、そのように動けるようにはなりませんね。

今度は正しいデザインや動きを意識して動かし、体で感じることが大切です。

この時にボーンリズムやイメジェリーを使うととても有効なんです。

そうやって、意識化してうごけるようになったら、最終的には意識しなくても動けるようになりたいですね。

ワークショップでは、体感の経験によって、その記憶は脳にインプットされますが、あくまでまだ短期記憶の段階です。

そこで、この短期記憶された感覚を、長期記憶つまり「習慣」になるまで落とし込むためには、どうしても一定の期間が必要になるんです。

脳科学的には、同じ情報を毎日インプットすると、3週間で長期記憶に保管されると言われていますよ。

ダイエットなどの生存本能に関わることは3ヵ月かかりますが。

なので、ワークショップで学び、覚えた体の動きのしくみを是非日常で使ってください。

3週間続ければその動きが習慣化されますよ。

つまり、変化を持続させることができるわけです。

逆に、帰ってから何も意識せずにいたら、変化は起こりませんね。

いつもの慣れ親しんだ自分がそこにいるだけです。

どちらを選択するか、それは誰でもない、あなたの責任ですね。

そんなワークショップに参加してみたい方はどうぞこちらへ

 シマウマの背を上から見たらこんな模様なんですね~(^O^)/

お読みいただきありがとうございました。

片脚を上げたときに骨盤に何が起こるのでしょうか?

$
0
0

こんにちは。感じてわかる体とこころのしくみ講座の稲田です。

片脚を上に上げたときに、骨盤に何が起こるでしょうか?

その動きの中で、体はどのように安定を保たせているのでしょうか?

二足歩行をする人間の歩行が効率的であるためには、いくつかの神さまの仕組んだしくみがあるんですね。

なるべく側方や垂直方向にぶれないように、前へ伸びる真っ直ぐな軌道上を、体の重心が移動することができるよう作られています。

とはいっても、二本の脚だけでどのようにするんでしょうね~。

一本の脚を前に振り出しただけでは、長さが足りないので地面に足が届きませんね。

脚を長くするためには、あることをする必要があります。

そうですね。

そのあることが骨盤内で起こっているから、うまく脚を運ぶことができるんですね。

じゃあ安定性は?

片脚で立ったときにぐらぐらするようでは、効率的な歩行はできませんね。

この時も骨盤を安定させるしくみが、動きの中で起こっているんです。

何かが安定しているときは、力のバランスがとれています。

手のひらの上に棒を立てて、バランスをとろうとすると、普通は多少の動きが出ますね。

上手な人になると、見た目上では動きがないようにバランスをとることができます。

僕らのような下手なものは、もし見た目上で静止させようとすれば、もう一方の手で支えてないとできません。

これは、余計な力が必要だということですね。

目に見える動きのなさ(静止状態)は、単純にそのときバランスがとれているという意味です。

そこに動きがないことを意味しているわけではありません。

片脚を上げてピタッっと静止するときも、安定させるための動きが骨盤内で起こっているんです。

そういえば、鳥の仲間なんかではよく片脚で立ったままじっとしているのがいますよね。

フラミンゴなんかそうですよね。


両脚で立ったままずーと動かない鳥もいますよ。

高知県の県立のいち動物公園に行ったときに「ハシビロコウ」というのがいました。

えさの魚が水面まで上がってくるまで、何時間もじーっと動かないで立ってるんですよ。

僕が見てたときも30分は動かなかったですね。


あんな細い脚で、彼らの体のしくみはどうなってるんだろうなー。

人間だったらもうぐらぐらしてじっと立ってられませんよね。

そんな人間の片脚上げたときの骨盤のしくみはワークショップで詳しくやりますね。(^O^)/

残席わずかになりました。

お読みいただきありがとうございました。

【大阪開催】4/6(日)フランクリンメソッドワークショップ

$
0
0

こんにちは。感じてわかる体とこころのしくみ講座の稲田です。

ソチオリンピックの男子スキージャンプ良かったですねー。

葛西選手の銀メダルに続き、団体でも銅メダル、素晴らしいです。(≧▽≦)

それで興奮して家で「そち、名はなんという」ってセリフを連発してたら、完全に女房子供にシカトされてしまいした。

みなさん、おやじギャグはほどほどにしましょうね。(byおじゃる丸)


さてさて、ソチも盛り上がってますが、2014年春はフランクリンメソッドが熱いですよ。

日本を縦断して、7日間、東京・名古屋・大阪・大分・福岡の5都市においてワークショップシリーズのキャラバンが開催されます。

創始者エリック・フランクリンと共に、世界中でワークショップやプロフェッショナルトレーングを教えているモートン・ディスマーがあなたの地域で直接指導してくれますよ。

モートン先生は、フランクリンメソッドのマスタートレーナーであるだけでなく、ダンス・大道芸・マーシャルアーツの素養もあり、日本の合気道にも精通されています。

そしてなにより、底抜けのエンターテインメント性と、ダンサブルな身のこなしは見ているだけでも面白い、じゃなくて、勉強になりますよ。(^O^)/


僕は関西在住なので、大阪会場の詳細をお知らせしますね。

開催日 4月6日(日)

①10:00~ 『肩と首をリラックスさせ、美しく』
②13:45~ 『強くしなやかな足、ハッピーフィート』

会場 ドーンセンター特別会議室(天満橋駅5分)

1クラス 8000円  2クラス 15000円

・各クラスそれぞれ3時間で、1クラスのみの受講も可能です。
・受講に関し、特別な資格や経験はいりません。
・当日は動きやすい服装でご参加ください(更衣室あり)

フランクリンメソッドとは、体の本来のしくみとはたらきを、実際に自分の体で体現して身につける画期的なムーブメントの教授法です。

僕の「感じてわかる体とこころのしくみ講座」は、フランクリンメソッドをベースにしています。

今回の大阪でのワークショップには、僕もサポートで参加させていただきますよー。(^-^)/

この機会に是非オリジナルのフランクリンメソッドに触れてみてください。

僕のほうからもフォローアップさせていただきますよ!

よっしゃ、ほな、早よ申し込みにいかねば~!

お読みいただきありがとうございました。

PR: 今年の「サラリーマン川柳」傑作100選が発表!

【東京新宿発】ほんとに使える解剖学講座のお知らせです

$
0
0

こんにちは。感じてわかる体とこころのしくみ講座の稲田です。

関東地方の大雪の影響がたいへんですね。

自然は美しくもあるけれど、時として猛威を振るうものです。

関西は比較的晴天が続いているのですが、それだけに大雪に見舞われた地方が早く復興することを願っています。

日本の一部の地方の機能がマヒするだけでも、東京をはじめ各地で影響がでるものですよね。

流通が止まったり、野菜の値が高騰したりしてますね。

同じことが人間の体でも起こります。

部分の不調が全体に影響するわけですね。

足の捻挫の影響から、首の痛みがでたりとかね。

体のことを学ぶにしても、パーツごとに解剖学を学んだら、それを全体として統合し体を捉えることができる必要があります。

でないと実際の施術や指導に活かせませんもんね。

なのに実際は、この全体を把握してクライアントさんの現状を評価することに難しさを感じているセラピストさんや運動指導者が多いように思われます。

そんな現状をなんとかしたい!と立ち上がられたトレーナーがいます。

東京渋谷で、BODY TIPSというジムを開いてられる亀田圭一氏です。

以前にも「本物のトレーナー養成講座」の記事で紹介しましたが、フランクリンメソッドを学んだ同期でもあり、知識・経験・スキルの備わったすごく優秀な指導者ですよ。

今回、彼が世に問うコンセプトとプログラムがこれです。
          ↓

つながる知識、わかる楽しさ、できる自信が身につくカラダの見方


多くのセラピスト・トレーナー・インストラクターさんが、一生懸命に体について学び、自信をもってクライアントに提供できるよう努力されています。

でも、ほんとうに使えるノウハウというのは、そう簡単に手に入るものではないですね。

自分の環境と経験に落とし込んで、試行錯誤しながら練り上げていくものですから。

今回亀田氏は、スポーツの現場で蓄積したノウハウや治療家としての経験、さらに運動指導者として積み重ねて来られたものを、ダイジェストにまとめたプログラムを作ってくれました。

自分ひとりなら何年何十年かかる経験を、1日の講座に落とし込んで学べるなんて、これはすごいですよね。

  これはおすすめですよ~


お読みいただきありがとうございました。

【残1席】2月のワークショップは来週です

$
0
0
こんにちは。感じてわかる体とこころのしくみ講座の稲田です。

昨日はフィギアスケートの浅田真央選手の話題でもちきりでしたね。

人のこころを動かし、感動とだけじゃない勇気を与えるのはメダルを取るとらないだけじゃないってことを証明してくれました。

結果をだすのはもちろん大事だけれど、そのプロセスである失敗や失意、そこからの立ち上がり復活なんかに人は感動するんですよね。

それにしても、素晴らしいフリーの演技でした。

あの3回転ジャンプやスケーティングの時に、真央ちゃんの骨盤はどんな動きをしているのかなってイメージしながら見ていましたが、早すぎてわかりませんでした。((>д<))

こうゆうときはゆっくりと動きを分解して見てみるのもいいですね。

氷の上じゃなくて、床の上で脚を1歩前に出すときに、骨盤の中で何が起こっているのか。

まずは、この動きをイメージできるようになると、歩行の動きに変化をもたらすことができます。

基本的な骨盤のしくみを復習しながら、歩行への導入を探求する「感じてわかる体のしくみ講座」のワークショップは来週の2/26(水)です。

 立ち上がる姿に感動だにゃ~

お読みいただきありがとうございました。

PR: 情報セキュリティ対策は大丈夫?-政府ネットTV

$
0
0
PCやスマホ等をお使いの方!さまざまな危険から身を守るための対策の基本をご紹介!

習慣化された動きを変える秘訣とは?

$
0
0

こんにちは。感じてわかる体とこころのしくみ講座の稲田です。

普段僕たちが行っている、立ち座り・歩行・呼吸・休息・思考などは、無意識の行動です。

無意識は潜在意識の力によってコントロールされているので、良い悪いにかかわらず習慣化されて行い続けるわけですよね。

もし、この習慣に「良い習慣」と「悪い習慣」があるとしたら、あなたならどちらを選びますか?

その前にそもそも、良いか悪いかがわからないでしょうから、何か現状では達成できないことが起こったり、健康を損なったりということが起こって初めて気づくものですね。

それくらい、僕たちが普段行っていることというのは、意識して行っているのではなく、習慣になっているわけですね。

自己啓発作家のオグ・マンディーノさんによると、成功の秘訣で大切なこととして

ある習慣を変えるものは、新しい他の習慣だけである

と書いています。

脳科学的には、一旦、脳の神経回路が形成されて長期記憶に保存されたものは一生消えてなくならないそうです。

特に、無意識でやってしまうほど習慣化した動きなどは、何度も何度もくり返し行っているうちに、専用の神経回路ができあがってしまっているんですね。

なので、それを簡単に変えるということはとっても難しいんですよ。

長年の猫背姿勢が一回の指導で良い姿勢に変わるとか、O脚が一回の施術で治るとかは、脳科学からみるとでたらめですね。

でたらめというか、一時的に変化することはするんですが、変化が持続しないということです。

習慣を変える秘訣は、習慣を変えるのではなく、新しい習慣をつくることにあります。

あなたがもし、自分の歩き方を変えたいと思っているのなら、正しい歩行のしくみを知って、それを体で体感し、歩くたびにその感覚を意識化して毎日継続していくことです。

そうすることで、脳の中に「良い習慣」専用の神経回路が新しく作りだされるんです。

ここまでくれば、新しい歩行の動きが無意識に習慣化され、以前の習慣は消えはしないけれど、上位にのぼって来なくなるんですね。

脳のしくみを知ることで、自分がやっている動きの質を変えることに科学的な根拠が得られるので、指導にも自信がもてますよ。(^-^)/


お読みいただきありがとうございました。
Viewing all 154 articles
Browse latest View live