こんにちは。感じてわかる体のしくみ講座、講師の稲田です。
椎間板のことを英語でDiskといいますね。
Discという言葉から連想するのは、空飛ぶ円盤とかレコード盤とか(今ならCD,コンパクト・ディスクですね)、あと自動車のブレーキなんかの円盤状のものとかですね。
まわりにあるものがそのような硬い構造のものですから、椎間板のイメージもなんとなく硬くて壊れやすそうな感じをもちませんか?
椎間板といえばヘルニア、という病態が即座に口にでるほどネガティブなイメージを植え付けられてますからねぇ。
椎間板といえばヘルニア、という病態が即座に口にでるほどネガティブなイメージを植え付けられてますからねぇ。
実際は、もっと動きのあるゴム状・ゼリー状の軟骨で、中心にある髄核と周辺の繊維輪でできています。
これらは、コラーゲンとプロテオグリコンと呼ばれる水結合性たんぱくでできていて、引っ張られたり圧縮されたりするのに都合よくできています。
この写真ほど柔らかくはないけれど、弾力性に富んだゼリーのようなイメージをすることもできます。
この写真ほど柔らかくはないけれど、弾力性に富んだゼリーのようなイメージをすることもできます。
ですから、椎間板という言い方はちょっとイメージとしては適切ではないんですよね。
どんなイメジェリーを使うと本来の椎間板に近い感覚が得られるでしょうか?
そのためには、椎間板の機能とは何かを知ることが必要ですね。
明日の『背骨を自由に』のワークショップでは、いろんな椎間板のイメジェリーを使って、椎間板から動きを作るというワークを行う予定です。
コンチキチンの音色とちょうちんに誘われますが、今晩は明日の準備もあるし帰ろう。(・ω・)/
お読みいただきありがとうございました。