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Channel: 施術と動きのからだ道場
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本来からだに備わっている動きって何だろう

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こんにちは
身体のしくみ伝道師の稲田です。

「三つ子の魂百まで」といいますね。

自分の未来の生き方は6~7歳頃までに
主として両親との関わりを通して
無意識のうちに決定されているといわれたら信じますか?

こういうのを人生脚本というそうですよ。

そんなわけねーだろ。

自分の人生は自分で考えて
自分で決めて、自分で選んで生きてるわい!

普通はそう思いますよね。

でももしそれが、
誰かにプログラムされたものだったとしたら・・・( ̄□ ̄;)!!

なんか映画「マトリックス」の
コンピューターに支配された世界のような話ですが。


交流分析の創始者である
エリック・バーンという精神科医によると

自分で自分の人生を決定している
というのは幻想にすぎないそうです。

無意識レベルのプログラムなので
普通は自分でも気づかないことが多いんです。

それに対し努力で人生を変えようとすることを
拮抗脚本というそうです。

こちらは意志の力で努力する
理性レベルのプログラムなんですね。

無意識と理性(顕在意識)が勝負すると
これはもう圧倒的に無意識が勝ってしまうんでよね。

よく氷山の一角と例えられるのが、
このような意識のイメージです



では一体どうすりゃいいんでしょうか?


それは、自分の人生脚本の内容を知り、
人生脚本を書き換える作業をすることです。

そうすることで、
無意識のプログラムを変えることができるんですね。

自分でできる方法もあるので、
機会があればお伝えしたいと思います。

実際にこういうことをお手伝いするのが
心理セラピストのお仕事です。

別に特に問題を持っていなければいいんですが、
気づきを得られる機会でもありますね。


ひるがえって、身体の使い方についても
同じことが言えるのではないかと思うのです。

僕たちは、生まれてこのかた発育発達の過程を経て
寝返りから「はいはい」へ、そして座ることを覚え
立ち上がることが出来るようになりました。

そして自然に歩行しはじめ、走ったりジャンプしたり
自然に身体の使い方を身につけてきたわけですね。


なのにどうしてこんなに、
運動器の問題を抱える人が多いんでしょうか?


誰に教わることなく、遺伝子に組み込まれたプログラム通りに
動きを体現できるようになっているはずならば

本来そうそう故障が起こることはないと思いませんか。

野生の動物たちや
野生に近い状態で生活しているアフリカの原住民たちは

現代人が抱えるような腰痛などの悩みがほとんどありません。

動物に聞いたことはないけれど
たぶん腰痛もちはいないでしょう。(・ω・)/


では何が違うのか?


僕たちは現代社会で生きる中で
成長段階のどこかや成人してから、間違った生活習慣を身につけた。

身体の使い方のプログラムを書き換えてしまい
元々備わっていた本来の身体の動きを体現できなくなった。

と、考えられないでしょうか。

だから、もう一度無意識レベルにアクセスして
本来の身体の使い方をインプットする
再学習が必要なんだと思います。

無意識レベルですから、
必要なのは「脳のプログラムを変える」
というところに作用させないといけませんね。

単に型通りのエクササイズや
○○式体操をやることでは、

新な型にはめることになってしまいます。

感じてわかるからだのしくみワークショップは

本来人が持っている身体の使い方をイメージや機能解剖、
身体とこころのつながりなどに重点をおいて教えています。

このワークショップはフランクリンメソッドを用いて
からだで感じることを重視した楽しく学べる講座です。


お読みいただきありがとうございました。




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