こんにちは
身体のしくみ伝道師の稲田です。
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コンディショニング・ラボ いなだ治療院
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身体のしくみ伝道師の稲田です。
突然ですが、魚が群れをなして泳ぐのを見たことがありますか?
まぁ、一度くらいは見たことあるでしょうね。
まぁ、一度くらいは見たことあるでしょうね。
特に「いわし」なんかは、まぐろに食べられない様に、10メートル以上の大きなボール状の群れを作ります。
でも、じつは個々の「いわし」には群れをなそうという習性はないそうで、たった3つの癖がそうさせるだけらしいです。
ひとつは、なるべく群れから離れないように隣のいわしに近づこうとすること。
ふたつめは、ぶつからないように一定以上近づいたら離れようとすること。
そして最後は、隣の「いわし」と同じ方向に泳ごうとすること。
この3つの癖があれば、群れができるそうです。
個々の「いわし」の動きをいくら研究しても、1個の巨大ないわしの群れ(ベイト・ボールといいます)の動きは計算できません。
全体として秩序のあるものは、バラバラに分解しただけでは全体を理解することはできないんですね。
これ、人間の身体のしくみも、同じことが言えそうです。
個々の筋肉のはたらきや、関節の機能が分かったからと言って、全体の身体の動きのしくみが分かったとはいえませんね。
同じ動きに見えるようで、実は二度と同じ動きはできないのが「複雑系」といわれる生命体の特徴ですから。
要するにファジー、あいまいなんです。
きちきちしてないんです、ええかげんなんですね。
このようなファジーな身体を理解するためには、もちろん細分化してエビデンスに基づいた、いわゆる科学的な分析も必要です。
でもそれだけでは別の側面が見えないかも知れませんね。
筋肉を知るなら、個別の機能だけでなく、連結した時のはたらきや、相似形の視点やエネルギーの流れのイメージや心理的側面からもアプローチすると、もっといろんなことが見えてきそうです。
身体のしくみはシンプルなのか?それとも複雑なのか?
身体のしくみはシンプルなのか?それとも複雑なのか?
こんなことを考えながら、ミクロの世界とマクロの世界を行ったり来たりしながら、身体のしくみの不思議に日々遊ばせてもらっています。(^-^)/
お読みいただきありがとうございました。
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