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Channel: 施術と動きのからだ道場
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実際に触って感じるとイメージの質が変わる!

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こんにちは。感じてわかる体とこころのしくみ講座の稲田です。

先日の日曜日は「感じてわかる体のしくみ1日講座」を開催しました。

遠くは静岡県や兵庫県からもご参加いただき、触察の技術を学んでいただきました。

毎月1回行っている、動きを通して体のしくみを学ぶワークショップとは異なり、こちらはがっつりと触って頭にしっかりとイメージを焼き付ける触察法のスキル講座なんですね。

参加された方々は整体を勉強中の方や、ボディワークを勉強中の方だったりで、骨や筋の位置を精確に予測して、イメージどおりに触察できることは必須の技術になります。

しかもできるだけ手際よく、スピーディーに触れないと使えないので練習によって手の感覚と頭の中のイメージを瞬時につなげられる必要があるんですね。

受講生の方にお聞きすると、整体やボディワークの学校では技術の勉強が主になるので、臨床で活かせる生きた解剖学の授業はないそうです。

たとえば、膝の内側に鵞足(がそく)といわれる3本の腱が集まってくる部位があるのですが、3本の腱を触り分けられるようにと言われたらしいです。

生徒さんが、先生に「どうやって触り分けるんですか?」と聞いたら、

そういうことは自分で勉強しなさいといわれたそうですよ。((>д<))

もちろん、そうなんですが、どうやって勉強したらいいのか初心者はわからないのですよね。

とりあえず解剖学書を買いあさるくらいしかしてないそうです。

今回は坐骨神経痛に関係する筋の触察をテーマにしましたので、腰から下肢への骨指標と代表的な11の筋の触察を勉強しました。

テキストを兼ねた資料も22ページ分になり、後から復習しやすいようにまとめています。


ロルフィングを勉強中の生徒さんもこんな感想を。

ていねいに教えていただけてありがたいです。
イメージの質が変わります。
帰って復習するのみです。


そうなんですよね。


講座に参加することは、とっかかりを作る事なんです。

この1日ですべて与えられて、もう完璧に触察できると思うのは大間違いです。

覚えたことを忘れないうちに、反復して復習し実践して使うことで体に落とし込めていくんです。

この作業を怠って簡単にスキルが身につくということはありえませんね。

是非実践して自分のものにしていきましょう。

そのためのフォローはしっかりとさせていただきますよ。(^-^)/

次回は5月頃開催の予定です。

お読みいただきありがとうございました。


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コンディショニング・ラボ いなだ治療院
http://inada-c.jp/
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