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こんな背骨のイメージをもっていませんか?

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こんにちは。感じてわかる体のしくみ講座、講師の稲田です。

私たちは、普段あたまの中で記憶されていることについて、かなりの部分を「思い込み」で認識しています。

まぁ人生すべて「思い込み」だといえばそうなんですが、役に立つものもあれば役に立たない、もしくは害になる「思い込み」もありますね。

心理療法の世界では、ビリーフといいますが、役に立たないビリーフを大事にもっているためにいろんな悩みで苦しんでいる方もいるわけです。

そのような場合は、ビリーフを書き換えることで悩みの根拠となるものを消し去ることができます。

体のことについても、私たちは結構間違った思い込みをもっていたりするんですが、そのような思い込みを書き換えるには解剖学的な事実を知ることが非常に有効ですね。

なぜなら、解剖学は実際にあるものを事実として示しているので、そこに疑いをさしはさむ余地がありません。

どこそこの創始者がそう言ってたから、というあいまいさがないのがいいところですね。

背骨はよく「脊柱」という言い方をします。

この柱という表現を使うと、背骨は真っ直ぐな柱状になっているというイメージをもちやすいんですね。



多くの人はおそらくこのイメージをもっていて、背骨がS字のカーブをしていると認識している方は案外少ないと思います。

背骨のS字カーブは動きの中で作られ、維持されていきます。

もしこのカーブを使わないと失われてしまうことになります。

歳をとれば背骨は曲がるものだ、という思い込みもここからきているんじゃないでしょうか。


もうひとつ、背骨と言った時、多くの方は棘突起の部分を認識しているようです。

棘突起(きょくとっき)は出っ張っていて皮ふの上から触れますね。

ですので背骨は背中側にあるもんだと思い込んでいるようです。

私たちはの脳は、視覚的に見えないものを認識するのが不得手なので、外から確認できる棘突起の部分を背骨と思ってしまうんですね。

実際は脊椎の椎体はもっと体の中心に近いところに位置しています。

腰椎の4番・5番や上部の頚椎は、ほぼ体の中心軸上にありますね。

このような背骨に対する2つの誤った認識があるために、自分の背骨のイメージと実際の解剖学的事実とにズレがあるんですね。

このズレがなくなり、イメージと解剖モデルが一致すれば、より統合した動きが作れたり、ボディイメージの改善につながるんじゃないでしょうか?

そのような観点から、多くの方が体のしくみを学ぶことは意味があることだと思っています。(^O^)/


お読みいただきありがとうございました。

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椎間板のイメージを変えたいですね

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こんにちは。感じてわかる体のしくみ講座、講師の稲田です。

椎間板のことを英語でDiskといいますね。

Discという言葉から連想するのは、空飛ぶ円盤とかレコード盤とか(今ならCD,コンパクト・ディスクですね)、あと自動車のブレーキなんかの円盤状のものとかですね。

まわりにあるものがそのような硬い構造のものですから、椎間板のイメージもなんとなく硬くて壊れやすそうな感じをもちませんか?

椎間板といえばヘルニア、という病態が即座に口にでるほどネガティブなイメージを植え付けられてますからねぇ。


実際は、もっと動きのあるゴム状・ゼリー状の軟骨で、中心にある髄核と周辺の繊維輪でできています。

これらは、コラーゲンとプロテオグリコンと呼ばれる水結合性たんぱくでできていて、引っ張られたり圧縮されたりするのに都合よくできています。

この写真ほど柔らかくはないけれど、弾力性に富んだゼリーのようなイメージをすることもできます。



そのため、椎骨と椎骨のあいだで自在継手(自在に動くユニバーサルジョイント)の一種としてはたらき、背骨の動きを助ける役目もしています。


ですから、椎間板という言い方はちょっとイメージとしては適切ではないんですよね。

どんなイメジェリーを使うと本来の椎間板に近い感覚が得られるでしょうか?

そのためには、椎間板の機能とは何かを知ることが必要ですね。

明日の『背骨を自由に』のワークショップでは、いろんな椎間板のイメジェリーを使って、椎間板から動きを作るというワークを行う予定です。


京都の今宵は祇園祭りの宵山まっただ中です。


コンチキチンの音色とちょうちんに誘われますが、今晩は明日の準備もあるし帰ろう。(・ω・)/


お読みいただきありがとうございました。

【ワークショップの感想】なんでこんなすごいもんを学校で教えへんのー!

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こんにちは。感じてわかる体のしくみ講座、講師の稲田です。

昨晩は、感じてわかる体のしくみワークショップ『背骨を自由に』を開催しました。

今回はプロの整体師さん、理学療法士さん、アレクサンダーやフェルデンクライスなどのボディーワークを学ばれている方などが参加してくださいました。


ワークショップを受講した感想をいただきましたのでご紹介しますね。

学生時代は無味乾燥だった知識も、実際に体を使って体感しながら学び直すと楽しく使えるものになるということで、有意義であったと思います。

機能訓練指導員



単に体を前屈・後屈させるときにも、イメージを使うだけで、やりやすくもなるし、発見がありました。

ふだんの体操にも生かせそうですし、仕事でも伝えていくようにやっていきます。

川嶌敬介 整体師、空手実践家



「体ってうまいことできてるー!!!すごいやん!なんでこんなすごいもんを、すごいって、皆知らんのー?なんで学校で教えへんのー!?」って思いました。

体をうごかして、背骨さんのことを知る、ていうのは面白かった。

体が動かしやすくなりました。

柳澤由理 主婦


今回は時間がオーバーしちゃったので、ボールを使ったエクササイズはできませんでした。

体の本来のしくみを知った上で、その機能を十分に活性化させるためのエクササイズはしたほうがいいんですよね。

秋頃には、エクササイズだけに特化したプログラムも提供できるようになる予定ですよ。

お読みいただきありがとうございました。

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パートナーとのエクササイズにはこんなメリットがあるんですね

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こんにちは。感じてわかる体のしくみ講座、講師の稲田です。

ワークショップでは、パートナーと組みになってエクササイズをすることがよくあります。

組になって行うエクササイズが効果的なのは、タッチを使ったワークができるからなんですね。

タッチ、つまり触れられる方と触れる方に分かれて、やさしくタッチしタッチされることは、お互いに深いリラックス効果があります。


その際、注意すべきことは、触れる側が心地よくてゆったりと呼吸していて、楽な姿勢で行えている事です。

もし触れていることがしんどくなってきたら、休んだほうがいいんです。

これは、僕たち治療家やセラピストさんにも言えることで、施術する者が心穏やかでなかったり、力まかせの施術をしたり、治してやろうと意気込み過ぎていたりすると、そこには緊張が生まれます。

この緊張は相手にも、「同調」という現象によって伝わってしまうんですね。

ですから、タッチはやわらかく行い、澄んだ気持ちでやることがコツです。

エリック・フランクリンの著書『首のリラックス 肩の解放』のP.110 6章パートナーとエクササイズのところには、このように書かれています。



触れることの主な効果は常に、行う人の内的な状態を通じて得られる。・・・

触れられる方は、タッチがいかなる理由でも心地良くなかったら即座にそれを伝えなければいけない。

触れる方の気分を害さないようにと、心地良くないタッチを我慢することは、どんな状況下であってもしてはならない。

会話を続けよう。

「そこをもう少しお願い。もっと強く。ちょっとストップ、痛いよ。」といった風に。

タッチを含むエクササイズの最大の成果は、柔軟性が増し、ゆったりすることである。

どのようにしてそれが可能になるのだろうか?

身体は、脳において身体の地図が表出されている。

タッチを通じて、この地図がより明確になるのである。


リラックスして体の内部を意識化しやすい状態を作ると、新しい体感覚の経験が得られやすいんですよね。

ワークショップでは実際に組になってワークをするので、本を読んでイメージするだけよりも、さらに楽しみながら感じられますよ。(^O^)/


お読みいただきありがとうございました。

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ブルース・リーはイメジェリーの天才だったのかも

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こんにちは。感じてわかる体のしくみ講座、講師の稲田です。

facebookで友人がシェアしてくれたんですが、7/20から香港のHeritage Museumでブルース・リー展をやるそうです。

ブルース・リーといえば、今年は60周年の記念の年なので、新たにいくつか映画が製作公開されたり、イベントなどが企画されているんですよね。


僕らの中学・高校時代はブルース・リーの映画をリアルタイムで経験していて、男子ならほとんどの奴が影響を受けているんじゃないかなぁ。

ブルースの映画を映画館に観に行けば、いつも超満員で立ち見だし、見終わって扉から出て来たらみんな完全にブルース・リーに成りきってるんですよ。

それで、肩なんかがぶつかると、お互いにブルース・リーになってますから「やんのかコラ~」となっちゃってたんですよね。

恥ずかしながら、僕も何度かバカやってました。(^_^;)

李先生(中国名では李小龍といいます)はジークンドーという独自の武術体系を創設しましたが、ルーツは中国拳法の一流派である詠春拳というのを学んでいたようです。

彼の映画の中のセリフで有名なのは、「燃えよドラゴン」のオープニングあたりで少年に稽古をつけているときに言った言葉ですね。

Don't think ! FEE~L !(考えるな、感じろ!)

最近はよく引用されるので知っている方も多いんじゃないでしょうか。

彼の映画の中で語られているテーマは、いくつかあると思いますが、一番は「柔軟性」「しなやかさ」だと思うんですね。

ブルースはよく体の動きを「水」に例えて言ってましたよね。

多くの有名アスリートたちも、ブルースの動きを学びヒントにしていたようですよ。



今みても彼の動きは惚れ惚れするぐらい美しいと感じるし、かっこいいんですよね~。

香港の展示は2018年までやってるそうなので、是非行ってみたいです。(^O^)/

お読みいただきありがとうございました。

棘突起のイメジェリーを使って動いてみました

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こんにちは。感じてわかる体のしくみ講座、講師の稲田です。

暑いですね~、こんな所で泳ぎた~~い!


さて、背骨の骨を外側から触れるのは、棘突起(きょくとっき)でしたね。

もちろん皮ふを通してですが、頚椎や胸椎の横突起(おうとっき)や腰椎の肋骨突起(ろっこつとっき)は痩せた方なら触れるかもしれませんが、たいていは明確には触ることはできません。

解剖学的なデザインや位置を頭の中にイメージすることで、おおよその場所を触察するわけです。


で、この棘突起ですが背骨の動きを作るうえで、いろんなイメジェリーが使えるので紹介してみましょう。

背骨を前に屈曲させると、棘突起が逆立つところを想像してみてください。

この時のイメジェリーはこんなのはどうでしょう。


ハリモグラの毛が逆立っているイメージ

背骨を後ろに伸展させると、棘突起どうしが近づきますね。

この時のイメジェリーはこんな感じかな。

ブラインドを閉めるイメージ

背骨を側屈させると、対側の横突起が逆立ちます。

このイメジェリーはこんな感じ。


アコーディオンが開くイメージ

横突起がシーソーするのはどうでしょう。



背骨を側屈させると、棘突起は対側にスイングします。

ベルがスイングして音が鳴ります。


腰椎では同側にスイングしますね。


金魚の尾びれが波打つイメジェリーはいかがでしょう。

背骨を回転させると、棘突起も横突起も左右に揺れます。

横突起が三つ編みのおさげのイメージでスイングしています。


棘突起が像の長い鼻だとイメージしてぶらんぶらん揺れるのはどうですか。


こんな風にイメジェリーを使って遊びながら背骨の動きを感じるのも楽しいですよ。

みなさんも自分にぴったりくるイメジェリーを探してみてくださいね。(^O^)/

お読みいただきありがとうございました。

大阪でフランクリンメソッドのワークショップがありますよー

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こんにちは。感じてわかる体のしくみ講座、講師の稲田です。

僕の体のしくみを学ぶ講座はフランクリンメソッドをベースに行っています。


関西にはまだフランクリンメソッドを教える教師が少ないので、興味はあるけどなかなかワークショップに参加する機会がない方もいらっしゃるでしょうね。

僕の講座も今は平日にしかやれないので。

と思っていたら、なんと8月11日(日)に東京からプロフェッショナルトレーニングで同期の山口由紀さんが大阪に乱入するという情報が入りました!

山口さんは、理学療法士でピラティスのインストラクターでもあり、体のしくみにはかなり詳しい知識と経験をお持ちです。

しかも長年ダンスや演劇の実践をされていたので、表現力も抜群にうまいんですよね。

今回は1日かけて、「骨盤」と「肩甲帯」をテーマにフランクリンメソッドのおいしいところをたっぷりと伝えてくれるようですよー。

ぼくも、おすすめだじょ~(・ω・)/

興味のある方は日曜日だし、是非こちらの案内をチェックしてみてください。



お読みいただきありがとうございました。

筋肉は伸び縮みするんじゃなくてスライドしてる!?

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こんにちは。感じてわかる体のしくみ講座、講師の稲田です。

今から質問を投げかけるので、ちょっと考えてみて下さいね。

1.解剖学の知識に長けていると、ご自分の動きが良くなるでしょうか?

2.エクササイズをたくさんやって、ちょこっと解剖学を学ぶことは動きの役に立つでしょうか?


1.の答えは「NO」ですね。

筋肉を例にとると、たいていの学び方は「筋肉がここからここに付着して、こういう働きをする」と覚えますね。

でも実際の生きた筋肉はそのような機能解剖学書に書かれている働きだけではないんです。

2.の答えも「NO」です。

なぜなら、知識だけで実際に体現を伴わないと意味がないからです。

筋肉はふつう伸び縮みすると思われていますが、あれね、筋細胞のレベルでは伸びも縮みもしていないんですよ。

実際に中で行われている動きは筋フィラメントがスライドしているというイメージなんですね。


筋フィラメントは、二つの櫛を向い合せてお互いの歯どおしを入れ子状態に近づけたり離したりしてスライドするようなものです。

櫛の歯が近づくと筋が短くなり、離れると筋が再び伸びるということですね。


「いやいや、何ゆうてまんのおたく。二の腕曲げたら力こぶできますやん。筋肉ちゃんと縮んでますやんか。」

なるほど、確かにそうですね。

でも実は、あれ筋が縮んでいるんじゃなくて、周りの結合組織などが引っ張り寄せられて密度が詰まっている状態なんですよね。

上腕二頭筋に手のひらを当てて、筋のスライドをイメージしながら肘の屈曲伸展運動を何度か行ってみて下さい。

筋の柔軟性が増し、可動域も増えるのが体感できるでしょうか?

筋肉をトレーニングしたり、コンディショニングのケアをする際に、筋は縮むのではなくスライドするという観点でみてみると利点があるんです。

それは、筋が強く収縮していても柔軟性を失わないですむということです。

実際に起きているのは、筋フィラメントのスライドですから、緊張させるとか、縮こませるというイメージは使わなくてもいいわけですから。


お読みいただきありがとうございました。

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内的イメジェリーを使ったエクササイズで体を探求しよう!

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こんにちは。感じてわかる体のしくみ講座、講師の稲田です。

フランクリンメソッドを用いてお伝えしている体のしくみの学びは、特定のエクササイズを繰り返し練習することでもないし、痛みやこりを治療することを目的とするものでもありません。

「イメジェリー」というツールを用いて、自分のからだの意識を目覚めさせること、からだに眠っている本来の自然な動きを再発見することが大切なことなんです。


「イメジェリー」を使ったエクササイズは、動きを伴うものも多く、体の状態を変化させ状態を良くすることが可能です。

そのため、治療やリハビリの現場でも「イメジェリー」のテクニックを使うことで、結果として痛みの軽減や機能回復の短縮などの効果も期待できるんですね。

イメジェリーのエクササイズで重要なことは、集中した状態で自分の体に注意を向けることです。

そして、イメジェリーを使う前と後で、変化が生まれたかどうかを比較するということがとても大事なんですね。

20世紀初頭にメイベル・ドットという人がイデオキネシス(観念解剖学)を創始し、イメージを使ったエクササイズを通して姿勢や動きの改善に用いました。

実際、彼女は事故で全身麻痺の状態になってしまったにもかかわらず、イメージの力を使ったエクササイズに取り組み、事故前よりも自由な身体を取り戻したそうです。

フランクリンメソッドは、このメイベル・ドットのイデオキネシスをさらに発展させたものです。

エリック・フランクリンの著書『首のリラックス 肩の解放』の日本語版のイントロダクションに次のような記述があります。

本書の主な目的は、ここで紹介するさまざまなエクササイズや実験を通じて、あなたが自身の身体との対話をはじめることにある。

身体と対話していくと、身体の緊張はわるいものだと決めつけずに、緊張やこわばりは身体からのメッセージであり、学びの機会でもあると思えるようになるだろう。

・・・エクササイズは教師自身の主観的な経験に基づいて教えられ、生徒は自然に自己修正システムを自分のものにしていく。

・・・これには、自分に責任を持とうとする意志、加えて好奇心、想像力、身体を探求することへの興味が必要である。

身体は自ら癒えることができるが、そのためには適切な後押しが必要だということを覚えていてほしい。


首や肩の緊張を解き、リラックスするためにまず最初にできることは、首や肩に対してポジティブで魅力的なイメージやとらえ方をたくさんできるようになることです。


痛みや緊張は生体力学的なことが原因だけでなく、思考のパターンや感情的なことにも原因があるからです。

お読みいただきありがとうございました。

「感じてわかる体のしくみ無料メール講座」発行まであともうちょいです(^_^)v

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こんにちは。感じてわかる体のしくみ講座、講師の稲田です。

体のしくみを感じてわかってもらいたいなーと思い、メルマガでのメール講座を企画したのが2か月前でした。

でも文章だけでは伝わらないから動画を撮ったほがいいよなと思い、その後なかなか事が進まない。

なぜなら、メルマガを発行するしくみと動画を撮ってアップロードするしくみがよくわからないので「えーい止めやー」ってうっちゃってたんですね。

しくみがわからないと、どう動いていいかわからない。

体の動きと一緒ですね。(^O^)

それで、少しづつネットでお勉強したり、アメブロをやってる人に聞いたりしてなんとなくわかってきたんです。

で、昨日ついに、講座5本分をいっきに撮っちゃいましたー。

やった~!(*^▽^*)

正直言って見栄えもトークもあまりいけてないですよ。

でも最初にしては上出来や~、ということでそのままアップロードすることにしました。

えっ、マジで~!


近日中にまたご案内する予定ですが、こんな内容です。

①機能解剖を体現する
②イメジェリーを活用する
③触れてみる
④日常動作を通じて体のしくみを学ぶ
⑤体の学びを心の状態の気づきと改善につなげる

ぜひお楽しみに~(^O^)/

お読みいただきありがとうございました。

【5日間無料メール講座】ついにできました~!!

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こんにちは。感じてわかる体のしくみ講座、講師の稲田です。

「すぐに活用できる!感じてわかる体のしくみ 無料メール講座」の登録のご案内をさせていただきますね。

1日1講座、以下のようなテーマでお届けいたしますよ~。

①機能解剖を体現する
②イメジェリーを活用する
③触れてみる
④日常動作を通じて体のしくみを学ぶ
⑤体の学びを心の状態の気づきと改善につなげる

尚、ご登録の際は必ず姓名をご入力くださいね。

「みぽりん」とか「いなっち」とかのニックネームなどや明らかな偽名等の場合は、削除させていただくこともありますので。

一生懸命に作っていますので、是非真剣に学びたい方に登録していただきたいと思っています。(*^.^*)

また、解除はいつでもできるようになっています。

>>こちらから登録できます

僕は整体と鍼の治療をおこなう治療家ですが、解剖学の知識と体が動くしくみを学ぶことは必須のスキルだと考ええています。

もちろん、治療法というのはさまざまで、解剖学の知識をさほど知らなくてもその治療法の体系の中でやられている先生もいらっしゃいます。

また、体の動きの指導も独自の感覚の世界によって表現され、あえて解剖学の知識をもたないようにされている指導者もおられます。

ヨガや太極拳などの東洋の身体技法は、もともと解剖学的発想で創られたものではありませんね。

バレエをはじめとするコンテンポラリー舞踊も伝統的な民族舞踊も、身体感覚を中心に創作されたものです。

ただ、この感覚というのは、自分が体現するにせよ相手に伝えるにせよ難しい面もありますよね。

もし、機能解剖学や生体力学という切り口で体のしくみを学ぶことで、お仕事に役立つヒントが得られるのであれば、どんどん活用すべきだと思います。

僕も試行錯誤し、実験しながら学んでいる最中です。(^-^)/


僕が学んできたことで、こんな風に学ぶと理解しやすいですよということをシェアしながら、ご一緒に学んでいければ楽しいかなと思いメール講座を作りました。

この無料メール講座では、体で感じること、触って実感すること、イメージを使って直感することなどを大切なこととしてお伝えします。

機械的に体の部位や筋肉の起始・停止を覚えても使えないし、すぐに忘れてしまいます。

機能と生体力学を自然に体に落とし込むことで、自分の感覚を通して理解することが大切です。

細かな名称や部位は、後からさまざまの教材でいくらでも確認することができますからね。

一旦自分の体感覚で身につけたものはなかなか忘れません。

ちなみに昨年、数十年ぶりにスキーに行ったのですが、信州の八方尾根の頂上からふもとまで滑り下りることができました。

体がまだちゃんと覚えていたんですね。

もっともスキー板も靴も格段に良くなっていたからかも知れませんが。^^

>>無料メール講座はこちらから登録できます

お読みいただきありがとうございました。

首をリラックスするために何ができるだろう

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こんにちは。感じてわかる体のしくみ講座、講師の稲田です。

首の部分は脊椎の上部にあって頭を支えています。

頭蓋骨の中には、水の中に浮かんでいる豆腐のような脳があり、私たちが生きていく上で最も大切な部分ですよね。

脳に酸素や栄養を送るための血液は首を通り、神経系も脳神経や自律神経の中枢が近いことから、首の緊張は脳の緊張を、そして全身的な緊張や症状を引き起こしてしまいます。

なので、首をリラックスできることはとても大切なんですね。

最近はストレートネックといって、X線で頚椎の弯曲がなくなって真っ直ぐになっていると医者に言われて来院される方が増えています。

首肩のこりや手のしびれ、腕の痛みなどを訴えられることが多いんですね。

じゃあ、なんで首の骨が真っ直ぐになってしまったんでしょうか?

余談ですが、キリンの首の椎骨もヒトと同じで7つです。(1個がでかい!)


で、頚椎は背骨の一部であり、椎骨が重なり合って鎖のように連なりしなるように動くんでしたね。

そのしなりを制限してしまったのはなぜでしょうか?

一番大きな原因は首のまわりの筋肉の緊張ですよね。

では首の緊張はどこからくるんでしょう?

一つは生体力学的な負担が積み重なったことがあげられます。

首に緊張を強いる姿勢や反復動作ですね。

もう一つは、思考のパターンや感情がネガティブに傾き、それが筋肉の防衛反応としてまるで鎧をかぶっているかのように緊張をつくることが考えられます。

おおざっぱにそれらをまとめてストレスとしときましょう。

実際このような緊張状態が続いていればとても辛いです。

そのために整体や鍼の治療を受けに来られるわけですが、そんな状況でも自分自身で何かできることはないかと探求することは可能です。

首をリラックスするために何ができるか。

ボクちんの首も問題ある?


お読みいただきありがとうございました。

本物のパーソナルトレーナーになりたい方へ

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こんにちは。感じてわかる体のしくみ講座、講師の稲田です。

今日は東京渋谷で、こだわりのトレーニングジム「BODY TIPS渋谷」をされている亀田さんが、満を持しては発表されたプログラムを紹介しますね。

亀田さんは、雑誌や新聞などでも取り上げられるほどの売れっ子トレーナーなんですが、フランクリンメソッドを学んだ同期生でもあります。

彼の身体に対する造詣の深さは、他の受講生の追従をゆるさないほどで、スポーツ現場での実践経験とスキルの裏付けとなる科学的な理論を豊富に身につけられています。

今回、「食えるパーソナルトレーナー」になるために、小手先の知識や流行り物のテクニックでお茶を濁すえせトレーナーが増えている現状を変えたい、本物のパーソナルトレーナーを育てたいという想いから養成講座を立ち上げたそうです。


「兄貴ぃ~、わしらもトレーナー養成講座受けましょうや。」

「おぅせやなー、とりあえずブログ見にいっとこかぁ。」


お読みいただきありがとうございました。 <div>もし興味のある方は、一度こちらのブログを覗いてみてくださいね。</div>

首と頭の境目はどこにある?

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こんにちは。感じてわかる体のしくみ講座、講師の稲田です。

首と頭の境目ってどこかわかりますか?

だいたい耳の下あたり、ですよね。

じゃあ、頭が背骨に付いているのはどこでしょうか?

ご自分の指で触ってみてください。

どうですか、触れました?

実は直接には触れないんですよね。o(^-^)o

でも簡単な見つけ方はありますので、それをお教えしましょう。

まず、耳の後ろにある堅く盛り上がった骨を見つけます。

これが後頭骨の乳様突起(にゅうようとっき)ですね。

ちょうど女性のお乳の様な形をしていて、指を下に滑らせると先端の突起が触れます。

左右の突起のやや前・下のポイントに触れ、左右を結ぶ想像上の線を引きます。

この線上に頭が乗っかっているんですね。

思ったよりも体の中心にありますね。

頭骸骨を真下から見た図です。

真ん中の黒っぽい穴が「大後頭孔」、左右の白いブーメランみたいなのが「後頭窩」ですね。

背骨の第一頚椎、つまり環椎の上に乗った頭骸骨は、後頭骨で関節をつくり、環椎後頭関節と呼ばれます。

この関節上で頭が屈曲したり伸展したりするんですが、わかりやすくいうと、「うん、うん」とうなづく動きをするんですね。

ちょうど背骨の上で頭がシーソーしているようなイメージです。

環椎後頭関節の動きがなめらかに自由に動けることは、首だけじゃなく全身の機能にも影響を及ぼす大切なところです。

この部分の動きの欠如は、後頭下筋膜や小脳テントなどの緊張を引き起こしてしまうからです。

治療的にも大切なポイントなんですよね。(・ω・)/


お読みいただきありがとうございました。

環椎と軸椎のデザインをみてみよう

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こんにちは。感じてわかる体のしくみ講座、講師の稲田です。

頚椎の1番と2番は、別名環椎、軸椎と呼ばれますね。

脊椎の骨の中でも、他の椎骨に比べ特殊な形をしています。


この2つの椎骨は、もともと球関節だったんです。

安定性がさほどないために、関節を安定させるために関節面が両側に移動し、環椎の椎体(ボール)が軸椎上に移動しちゃったんですね。

かわりに、ここに新しい構造である歯突起(しとっき)―もともと環椎の椎体だった部分が非常に長くなったもの)―と、そのまわりを取り囲む骨の輪ができました。


そんなわけで、本来あらゆる方向に動かせるため球関節をしていたものが、安定性を得るために車軸関節の要素を取り入れたわけですね。

体のしくみっておもしろいですねー。(・∀・)

環椎には棘突起がないので、頚部の骨を上から触察する時に最初に触れるのが軸椎の棘突起です。

環椎の棘突起にあたるのが、後結節といいますが、ちょうど後頭骨と軸椎の棘突起の間のくぼみになっていますね。

環軸関節をつくる環椎の下関節面は、後ろから見るとハの字に後ろが広がっていて、これは坐骨の向きと同じなんですね。

そして、関節面は凹面になっています。

軸椎の上関節面が凸面なので、ちょうどうまく噛みあいます。

軸椎を前からみると、こんな感じです。


この絵はちょっと宇宙人ぽいですが、これどっかで見たことないですか?

ちょうどお盆なんでこんな話もゆるしてね。

私たちが死んだらたいてい火葬にされますが、残った遺骨を拾う時に「これはのど仏さんですから、お骨の一番上に置かせていだだきましょう。」なんていう場面を経験したことないですか?

そののど仏さんが、軸椎つまり頚椎2番の椎骨なんですね。

たいていの方が、のどにある骨だと勘違いしているようですが。

正面からみると、確かに人が合掌しているように見えますよね。

エリックフランクリンが描いたイラストのイメジェリーだと、「上からの重みを支えるために腕を円形状に組んでいる人」です。

顔がかわいいっすね。(*^.^*)

この環椎と軸椎で作られる動きが回旋の動き、わかりやすくいうと「いや、いや」する動きです。

この動きについては次回に書いてみますね。

それでは良いお盆をお迎えください!


お読みいただきありがとうございました。

首を「いやいや」する動きってどんなの

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こんにちは。感じてわかる体のしくみ講座、講師の稲田です。

もう言いたくないっ!てゆうくらい毎日暑いですね~((>д<))

お盆休みはいかが過ごされたでしょうか?

こんなところでず~と涼んでいたいですね。


さて、環椎と軸椎で作られる動きは首を「いやいや」する動きといいましたね。

今日はこの動きをもう少し詳しく探求してみましょう。

首の回旋の50%は、頭と環椎が軸椎の上で回旋する動きです。

頭を回して、環椎と軸椎がスライドしているところをイメージしてみましょう。

軸椎の上で回旋する際、頭と環椎の動きはひとつになっていますよね。

「いやいや」する時、環椎の横突起と軸椎の棘突起が近づいたり離れたりします。


今度は、軸椎の歯突起を中心に回旋の動きをみてみましょう。

環椎は歯突起の周りをカウンターローテーションしているとイメージします。

頭を回すと、軸椎上で環椎はスクリューダウン、つまり下に向かってネジを締めるように短くなる動きをします。


他の背骨の椎骨もすべて、回旋の動きにはスクリューダウンするのですが、これには椎間板のねじれの動きが関係しています。

環椎と軸椎には椎間板がないので、スクリューダウンの動きは軸椎の肩にあたる部分が傾いているためにおこるんです。


この動きによって、神経や血管が引っ張られるのを防ぎ、脊髄にダメージを与えないようにしてるんですね。

では、首全体を回転させ、スクリューダウン(短くなる)するのをイメージしましょう。

元の正面に戻る時、こんどは長くなるとイメージします。

これを両側とも数回おこなって、首の長さに意識を向けてみましょう。

さて、どんな感じがしますか?


お読みいただきありがとうございました。
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