こんにちは。感じてわかる体のしくみ講座、講師の稲田です。
肩甲上腕リズム、肩の動きのしくみの解説に必ず出てきますよね。
はい!腕を上げる時、肩甲骨と上腕骨がリズミカルに動くことだワン。
え~、ちょっとアバウトすぎるので『プロメテウス解剖学アトラス』から引用させていただきましょう。
なるほど、シンプルで的を得た解説ですね。
ただ、僕なんかはこのような解説が延々と続くと、睡魔に襲われることがよくあります。f^_^;
この腕を外転する動きをもう少しデフォルメして、わかりやすくできないでしょうか?
これは喩えていえば、飛行場の滑走路よりも飛行機のほうが大きいことになります。
飛び立つ前に滑走路から滑り落ちてしまいますよね。
肩甲上腕関節も何も起こらなければ、腕を上げると脱臼しちゃいます。
そうならないために、動きの2/3が腕を上げる動作で、残りの1/3が胸郭の上を肩甲骨が回転する動作になっているんですね。
うそこけ!きゃわいい顔して(`ε´)
この動きにはもちろん個人差もあるし、肩に何らかの疾患があれば当然変化しますね。
実際の腕を上げる動きには、肩帯の関節のボーンリズムも大きくかかわってきます。
お読みいただきありがとうございました。