こんにちは。感じてわかる体とこころのしくみ講座の稲田です。
先日の日曜日は感じてわかる体のしくみ講座(腰痛に関する体表解剖学)を開催しました。
遠くは山口県からも参加していただき、休憩もそこそこに、みなさん熱心に実技の触察を学ばれましたよ。
本来、運動指導の場合、クライアントさんの体に触れてはいけないと言われているそうですね。
けれども、実際のところ、パーソナルのセッションでは体に触れないとできないこともあります。
ましてや、クライアントさんが腰痛などの痛みの疾患を持っている場合や、手術後のケアなどの場合、触れなければどうしていいかわからないケースもあるようです。
ですので、運動指導者が、しっかりと体の骨や筋をイメージして触れるということは、「施術をする」という以外にも大事なスキルだと思います。
みなさん、現場で一番困っていることは、
・クライアントの体の状態を正しく評価できないこと
・痛みを抱えるクライアントにどう対処したらいいかわからないこと
・ヨガをしていて怪我をしてしまう人が多いことにどう対処すればいいかわからない
・痛みを抱えるクライアントにどう対処したらいいかわからないこと
・ヨガをしていて怪我をしてしまう人が多いことにどう対処すればいいかわからない
などの悩みで、それがまた、講座に参加して学びたいという動機でもあるんですね。
ほんと、みなさん向上心が高く、何よりクライアントさんの役に立ちたいという想いが強い方ばっかりです。
すばらしいですね。(^O^)
講座を受けてみた感想をいただいたのでちょっと紹介しましょう。
触診と絵(視覚)等、色々な角度から実践させてもらってよく理解できました。
家に帰って復習あるのみです。
パーソナルの時により正しく早く触りたい所の目安にもっていけるかな?・・・練習します。
今日学んだことを、実践のエクササイズとどう結びつけるかというテーマの講座をやってほしいです。
Sさん 健康運動指導士
しっかりさわることで、よりイメージがわきました。
知らなかった骨もさわれるようになりました。
ていねいにしっかり指導してもらえるのでおすすめです。
次は上半身や肩まわり、膝まわりもやってほしいです。
Mさん ヨガインストラクター
骨の触診と筋肉の触診が実施できて、とても勉強になりました。
やはり触りなれていないので、正しく触れているか私にとっては難しかったですが、コア部分の筋肉の触診が分かり易く学べました。
腰痛の原因で多い腰背の筋と腸腰筋がどこにあるか分かってよかったです。
自分の腸腰筋の硬さもよく分かりました・・・。
腰痛の原因となる筋肉がどのような引き金で、痛みを引き起こすのかまでつっこんで知りたいです。
Hさん ピラティスインストラクター
みなさん、すでに次の課題まで見つけてすごいですね。
触察スキルの向上は、講座の中でも伝えましたが、
精確な解剖学的知識の蓄積(脳の中のイメージ)と体験(訓練)の量的な蓄積がキモになります。
これは、頭の中のシュミレーションだけでは決して上達しません。
明確なイメージをもって、触ってさわってさわりまくるのみです。
あっ、もちろん触るときには相手の同意を得てくださいね。
あんたの脊柱起立筋このへんかぁ?
お読みいただきありがとうございました。